未経験からの産業保健師

働いて実感した!産業保健師の派遣やパート勤務がオススメな理由

ぴよ
ぴよ
まずは派遣や契約社員で経験を積もうかな?

産業保健師の求人を探していると、未経験者が応募できる企業が圧倒的に少ないと感じます。やっと見つけた!と思ったら、派遣社員や契約社員の求人だったという経験はありませんか?

看護師の求人はほとんど正社員ばかりで、派遣やパート契約の看護師は「自ら進んで」非正規雇用で働いています。

こっこ
こっこ
看護師をしていて、正社員になれなかった、、なんて聞いたことないよね

正社員で働くことが普通という認識で転職活動をすると、産業保健師が非正規雇用が多いことに驚いたのではないのでしょうか?

実は私は悩んだ末、非正規雇用から仕事をスタートしました。結果としては非正規でも産業保健師の道を選んでよかった!!と心から思っています。

この記事は同じように非正規雇用を応募するか、悩んでいる方の背中を押したいと思い書いてみました。

こっこ
こっこ
参考にしてみてね
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  • 産業保健師求人が非正規雇用しか見つからない
  • 派遣や契約社員での働き方が不安
  • 正社員で働きたいけど難しそう
  • 非正規雇用のその後が知りたい

非正規雇用の産業保健師は未経験者におすすめ

産業保健の未経験者は、非正規雇用で働くことをおすすめします!というより、未経験者で正社員として働ける場所が極端に少ないので、選択肢を自ずと広げないといけないからです。

多くの人の転職活動は、正社員求人を探してみる→非正規求人ばかり→諦めるか、非正規で働いてみるか、、という選択肢になりますよね。

私としては、非正規で働くことは大いに賛成です。

ただ、私は非正規で産業保健の世界に入ったことに満足していますが、非正規雇用の求人にはメリットもあればデメリットもあります。今のあなた自身の生活やキャリアに、「非正規で働くスタイル」が合っているかを考慮しないといけません。

ぴよ
ぴよ
良い面も悪い面もあるんだね

次は私が非正規で働いて感じたメリットとデメリットをお伝えします。

非正規雇用の産業保健師求人を選ぶメリット4つ

こっこ
こっこ
まずは私がおすすめする理由から!

私が非正規雇用をおすすめする理由、つまりメリット面からお話しします。

<メリット>

  • 非正規雇用だと産業保健師になるのは簡単
  • 産業保健師の経験年数が稼げる
  • 産業保健師の仕事を気楽に体験できる
  • 契約終了になっても看護師として潰しがきく

 

非正規雇用だと産業保健師になるのは簡単

そもそもですが、産業保健師にならないことにはスタートラインに立つことが出来ません。

今どれだけ悩んで考えても、産業保健師の選考に落ちてしまったら悩んだ時間が水の泡となってしまいます。

実際に産業保健師の求人倍率は何十倍と言われているので、「なりたい」と思っても結局転職に失敗して看護師を続けている人が少なくないのです。

ぴよ
ぴよ
そんなに厳しいなら諦めようかな
こっこ
こっこ
大丈夫!諦めなくても簡単に産業保健師になれる方法があるよ

もしがっかりした方がいたら安心してください。

ぶっちゃけると、非正規雇用だと産業保健師のハードルは驚くほど低くなります!

と言っても契約社員は正社員より少しマシな程度で、ライバルは多く倍率も高いです。簡単に産業保健師になるには派遣社員を選びましょう。

何故かというと、派遣の産業保健師は書類選考や面接が厳密にはありません。

流れとしては派遣元の担当者が「略歴(志望動機などはなし)」をメールやファックスで送信します。希望者が複数いる場合はもちろん天秤にかけられますが、落とすためのものではないので通常の書類選考よりも格段に通りやすいです。

こっこ
こっこ
略歴は履歴書の簡易版のようなものだよ

略歴が通れば面接ではなく、「打ち合わせ・面談」が行われます。これも落とすものではないので、よほど態度が悪いなどのマイナスイメージを持たれなければ楽に通ります。

ぴよ
ぴよ
何だか簡単そうに思えてきた

 

派遣業務は下記の流れとなります。

  1. 担当者が略歴を企業に送る
  2. 打ち合わせ・面談で意思確認

※基本的に応募者を落とすためのものではない

正社員・契約社員の求人に受からなければ、まずは派遣社員を狙いましょう。意外と簡単に受かりますよ!

産業保健師の経験年数が稼げる

産業保健師の経験年数を稼げることが、非正規で働く一番のメリットです!

きっと産業保健師になりたいと考えている人の多くが、「まずはフルタイムで働きたい」「看護師と同程度の給料が欲しい」と思っていますよね。

ですが未経験者にとっては、経験がないことが大きな壁になっているのが現状です。

こっこ
こっこ
そこで非正規雇用の出番だよ

前述のとおり、非正規雇用だと産業保健師への壁は低くなります。まずは非正規雇用で最低1年、出来れば3年、契約期間があれば5年頑張って働いてください。

 

経験年数の目安も参考にしてキャリアプランを考えてくださいね。

  • 1年…契約社員、地方なら正社員もあり(立ち上げや中~大企業、1人体制)
  • 3年…契約社員、正社員(大企業、1~複数体制)
  • 5年…正社員、管理職候補(複数体制、超大手企業、給料かなり高い)
こっこ
こっこ
完全に主観の、大体の目安だよ
ぴよ
ぴよ
派遣と契約社員だったら経験内容も違うんじゃない?

非正規雇用でも雇用形態や企業の規模が違えば、業務内容は違ってきます。ですが書類選考の時点では、経験さえあればとりあえずクリアできますよ。

産業保健経験がある人の母数が少ないので、派遣とはいえ数年もあれば立派な経験年数と数えられます。

面接でも15分~30分程しか時間がないので、今までの経験内容だけでなく人柄やコミュニケーション力を込みで判断されます。面接の際に、自己PRや人柄の部分で経験内容をカバーできれば問題ありません。

こっこ
こっこ
経験年数で面接に進めるようになればこっちのもんだよ

産業保健師の仕事を簡単に体験できる

いざ念願の産業保健師に採用されても、「オフィス勤務が合わなかった」「臨床に戻りたい」という方も少なからずいます。

産業保健師は基本的に1人~数人体制ですので、すぐに辞めと企業本体だけでなく一緒に働く人事・総務・産業医など多くの人に大迷惑を掛けることは想像できますよね。

ぴよ
ぴよ
考えるとヒヤッとするね、、、

もちろん病院でも、すぐに退職すると迷惑となりますが、同じ業務が出来る代わりがいるので何とか職場が回ります。

それが産業保健師となると代わりがいないため、短期間での退職=産業保健の機能がストップしてしまうのです。

こっこ
こっこ
看護師に戻りたいのに数年間臨床を離れると不安だよね

派遣やパートで働くと、期限が短かったり代わりがいることもあるので、「産業保健師に興味がある」人が体験として働くことが出来ます。

看護師の仕事も楽しいけど、予防医療やオフィス勤務にも興味がある、、という方は派遣やパートの選択肢が良いと思います。

契約終了になっても看護師として潰しがきく

私たちは、派遣社員、パートタイマー、契約社員などの非正規雇用に挑戦してもリスクはほとんどありません。

ぴよ
ぴよ
非正規は良いイメージがないけど、、

一般的に非正規雇用が良く言われていない理由は、安定していないことが挙げられます。

会社側に何かあったとき、真っ先に切られてしまうのは非正規の従業員です。OLさん達は、急にリストラされたり契約が切れてしまったときに、路頭に迷わないよう正社員を目指して日々頑張っていますよね。

ですが私たち看護職は、仕事がなくなることはありません。

非正規雇用で働いて契約が切れたとき、産業保健師の転職先が見つからなくても看護師があればお金の心配はないでしょう。

ぴよ
ぴよ
国家資格は強いんだなぁ
こっこ
こっこ
頑張って取って良かったね

「非正規雇用」が心配な気持ちはあると思いますが、潰しはいくらでも効きますので安心して挑戦できますよ!

非正規雇用の産業保健師として働くデメリット4つ

こっこ
こっこ
次はデメリットだよ!

非正規雇用にはもちろんデメリットもあります。分かって入社しても、やっぱり正社員とは扱いが違うなぁと思うことがありました。

入職後に、思い描いていた生活と違ってがっかり、、なんてことがあったらモチベーションも下がって身も入りません。

産業保健師の仕事は夢物語ではないので、しっかりと現実もお伝えしますね。

<デメリット>

  • 給料が低い・昇給やボーナスがない場合もあり
  • 退職金がない
  • 福利厚生の恩恵を受けられないかも
  • 派遣と契約は期限が決まっている

給料が低い&昇給なし・ボーナスなしの場合もあり

非正規雇用の場合は、基本的に給料が低い&昇給・ボーナスがないと考えておきましょう。

ぴよ
ぴよ
ボーナスがない!??

契約社員はボーナスがある場合もありますが、それ以外の派遣やパートはもらえません。

給料は年収にすると300万円~450万円程度です。私自身が450万円頂いているので書いていますが、ほとんどの場合未経験者だと300万円~400万円と考えておいてください。

こっこ
こっこ
これは地域と企業によってほんとバラバラ

夜勤をしている看護師だと400~500万円程度稼いでいるので、産業保健師への転職後は給料がぐっと下がることになります。

残業・夜勤なし、土日祝休み、年末年始・お盆1週間休暇の条件なので、給料ベースが減るのは当然と言えば当然です。ただし昇給も見込めないので、ステップアップのためと割り切れなければ少し辛いかもしれません。

  • 給料が100万円近く下がっても生活が出来る
  • 昇給がなくても割り切れる

こんな人だと、給料面はクリアできるかなと思います。

退職金がない

退職金は退職時に、「今までお疲れさまでした」と頂けるお金です。これは働き先によって変わりますが、数年働くと数十万もらえることも多いです。

一度でも退職経験がある人は頂いたことがありますよね。退職金を使って次の転職までの繋ぎにしたり、準備品を揃えられるので可能であれば欲しいものです。

ですが、非正規雇用の場合は退職金はないと思っておきましょう。断言しない理由は、退職金制度は会社ごとのルールで決められているからです。

こっこ
こっこ
国が制定しているわけじゃないんだよ

退職金に関して、日本では法律で義務付けられていません。平成30年の就労条件総合調査(厚生労働省)では約20%の企業には退職金制度がないのが現状です。

そのため、非正規雇用は退職金の対象外となることがほとんどです。実際に私が今まで見た求人は非正規の場合、退職金はありませんでした。

 

ですので退職金は基本的にない、ただし非正規も退職金対象となる企業に奇跡的に出会えば受け取れるとかも、、ということですね。

こっこ
こっこ
がっかりしないよう、退職金はないと思っておこう

福利厚生の恩恵を受けられないかも

当然ながら正社員のような福利厚生は受けられません。家賃がほとんど会社負担となったり、人間ドックが無料で受けられたりと大企業は手厚いですが、非正規の場合はほぼ恩恵は受けられません。

福利厚生をそれなりに受けたい方は、契約社員より派遣社員を選んだ方が得策かもしれないです。

ぴよ
ぴよ
派遣の方が契約社員よりも扱いが悪そうだけど
こっこ
こっこ
それは思い違いだね

派遣社員の場合、そもそもの所属が就業場でなく派遣元です。実は、派遣サービスは女性が多いからか意外と福利厚生が整っています。

産休育休に手厚かったり、ベネフィットステーションのカードが配布されたりとメリットは多いですよ。(結局使っていませんが、、)

私の意見としては福利厚生を切ってでも、契約社員として働いて月給制・ボーナス確保の方が美味しいと思います。ですが福利厚生が気になる場合は、正社員の様には扱われないことを知っておいてくださいね。

派遣と契約社員は契約期間が決まっている

今の時代正社員でも安定はしていませんが、契約期間は無期でそれなりに生活の保障はされています。

ですが、派遣社員と契約社員の場合は通常契約期間が決まっており、数年後は仕事を退職しなければいけません。

特に採用ハードルが低い求人は、産休育休代替などが多いので契約満了までに次の仕事先を見つける必要があります。この間に経験年数が1年となれば良いのですが、そうでなければ次の仕事も派遣社員になってしまう可能性も高いです。

ぴよ
ぴよ
何だかんだ派遣社員歴がめっちゃ長くなりそう

契約社員は無期と有期があります。〇年以上働けば無期雇用となるなど決まりがあるので、担当者に相談してみてください。

無期の場合は長く働けますよ。ただしそれ以外の待遇が良くなるわけではありませんが。

非正規雇用から正社員になる方法

ぴよ
ぴよ
デメリットも大きいし、正社員になりたい!

何だかんだ言ってもフルタイム希望であれば、間違いなく正社員で働く方がベストです。長く働くのなら昇給、ボーナス、退職金全部もらいたいですよね。

非正規を選んでも結局正社員として働けないんじゃないか、、と心配する必要はありません。

経験を積んだ後に、正社員になれない人はあまりいないと思います。(企業の母数が少ない田舎だと難しいかもしれませんが、、)

非正規で働く時点で、数年後に自分がどう動くかというキャリア設計をしておきましょう。

紹介予定派遣求人を選ぶ

一番確実に正社員になれる求人は、紹介予定派遣です。

一定期間は派遣元に籍を置きながらの勤務となりますが、本人と派遣先企業の合意があれば正社員となることが出来ます。求人によりますが派遣期間は3~6ヶ月くらいが多い印象です。

ぴよ
ぴよ
絶対正社員になれるなんてアツすぎる

ですがその分普通の派遣求人よりはライバルが多くなります。

契約社員の紹介予定派遣もありますので、求人選びには注意してくださいね!

会社の正社員登用試験を受ける

求人を見ているとたまに「正社員登用試験あり」と記載されているのを見かけませんか?

これは、企業が独自で行っている試験に受かれば正社員になれますよということです。

ぴよ
ぴよ
そしたら意外と楽に正社員になれそう?

簡単に正社員になれそうですが、多くの場合は試験に受かるまで年数と実績が必要です。試験を受ける資格を得る条件は企業によって違うため、入職してからでないと分かりません。

とりあえずは非正規で入職して一生懸命実績を残し、気が付いたら信頼されていたというタイミングで試験を受けられるかなと思います。

こっこ
こっこ
数年は覚悟しておこう

5年経験を積んでから転職をする

経験

ぴよ
ぴよ

を積んでからステップアップのために転職をするのが一番現実的だと思います。

前述したとおり5年経験があると、「経験年数」という観点からは求人条件を概ねクリアできるでしょう。産業保健師の経験者自体が圧倒的に少ないので、5年も経験があればかなり貴重な人材として扱われます。

石の上にも3年と言いますが、ぐっと5年耐えると選択肢が大幅にアップしますよ。

ぴよ
ぴよ
5年か、、そんなに非正規で我慢できるかな、、
こっこ
こっこ
それが出来ない人が多いから、自分が頑張れば差をつけられるんだけどね

理想的なプランは5年働いて、超大手企業の総合職扱いをしてくれる求人と出会ったら積極的に応募していくことかなと思います。

5年間給料面でのデメリットがあっても、総合職扱いの企業には入れたら簡単にペイ出来ます。辛抱強く頑張ったら、「残業&夜勤がないのに超高給取り」が実現しますよ!

産業保健師以外の退職後のキャリア

試してみたけど産業保健師に合わなかった、、という方もいます。

その場合は病棟やクリニックで看護師として働く人がほとんどだと思います。予防医療や保健指導などは臨床でも役に立ちますが、技術面はもちろん落ちてしまうので活躍出来るまで時間はかかるかもしれません。

また他にも特定保健指導、産業保健外注企業や協会けんぽ、健診センター、パート程度でしたら大学内保健室の保健師としても歓迎されます。

オフィスが合わなくても働き口はいくらでもあるので安心してくださいね。

非正規雇用で産業保健師にチャレンジしてみよう

メリット面がデメリット面を上回る方には、非正規雇用で産業保健師に挑戦してみることをオススメします。

つまりは、

  • 給与ベースが下がっても生活できる
  • 待遇面が悪くても割り切れる
  • 是が非でも産業保健師になりたい

こんな人だと非正規雇用の恩恵を受けられるはずです。

悩む時間も大事ですが長年悩んでいるのであれば、一度勇気を持ってチャレンジしてみてくださいね。

こっこ
こっこ
環境を変えることは勇気がいるよね。でもメリットは大きいからチャレンジする価値はあるよ
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cocco
アラサー産業保健師。 6か月で新卒病棟勤務から挫折→3年弱クリニック勤務→産業保健師(現在)。